※以下の文章は、2003年当時の内容です。
「超」ハイテク素材のライトデューティー
2003年の新年。私、山本が国立商店の遠藤さんに新年メールで、冒頭のような内容を提案したところ、メールを送った直後に、いきなり遠藤さんから電話がかかってきて、「そんな話どこから聞いたんですかっ? さっき、その素材でビジネスバッグを作ろうって話が出てたところなんですよ」、と言われたのにはびっくりしましたけどね。つまり、業界関係者がそろって注目している「超」ハイテク素材だということです。
ここで簡単にライトデューティーの解説を。LIGHTDUTY(R)とはWOODS(R) JAPAN、東レ(株)が共同開発した繊維で、ナイロンの合成繊維でありながら短繊維のため、肌触りはコットンと同様の素材感を持つ珍しい素材です。ナイロンには、軍用素材として広く使われる「66ナイロン」を使用しています。通常ナイロン(6ナイロン)よりも引き裂き磨耗強度が約5倍という強い性質を持つと同時に、耐熱性能も高いという利点があります。
もっとも驚異的なのは、この素材が50%の中空組織構造であること(WOODS(R) JAPANのサイトに断面図の写真が掲載されています)。ナイロンと比較すれば1/2、コットンでは1/3という驚異の軽さです。また、中空構造のため、空気によって温まりにくく冷めにくい性質が生まれ、保温性にも優れています。つまり、夏は涼しく冬は暖かいということですね(あまり手帳とは関係ありませんが)。
シンプル・バット・ヘビーデューティー
さて、この「超」ハイテク素材ライトデューティーを使ったビジネスバッグを国立商店が製品化する予定です。私がこのビジネスバッグのサンプルを見た瞬間、即座に「超」整理手帳カバーのデザインも完成しました(笑)。もちろん、細部の仕様については、いろんなサンプルを取り寄せつつ、遠藤さんとかなり議論を重ねたのですが、基本コンセプトは明確に、昨年とは全く違うシンプルなデザインでいこう、ということになりました。
ただし、問題は価格です。目が飛び出るぐらい高い素材なので、ナイロンだというのに、カバーも非常に高くなってしまうのです。この点は国立商店の遠藤さんとも悩みましたが、やはり先進的な試みに躊躇してはならない、ということになりました。オンライン販売のみを想定して、かなり価格を抑えました。では、最終サンプルの画像をご覧ください。
国立商店製ライトデューティー「超」整理手帳カバー 定価6,400円(税抜き価格)
(クリックすると大きな画像が開きます) |
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正面から
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裏面です
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開いたところ
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| アップ |
ゴムの様子 |
横から |
見た目はシンプルで上品なデザインに仕上がっています。コットンの帆布を使っているように見えながら、実はヘビーデューティーな66ナイロンっていうギャップが面白いですね。
ただ、手帳カバーにライトデューティーって、そんなに意味があるの? っていう疑問が出るかもしれません。確かに、もともと手帳カバーがそんなに重いモノではないので、重量の差は、あまり感じられません。ただ、リフィルをたくさん詰め込んでみると、あれ?って思う時が結構あります。国立商店の去年のモデルと比べると、明らかに軽い、という印象は受けます。これは、スーツのポケットに入れたときには、もっとはっきりするでしょう。もちろん、パンツの尻ポケに入れて使うという過酷な環境(?)でも耐え抜くはずです(あまりオススメはできませんけどね)。
「超」整理手帳+ビジネスバッグ
さらに、上の写真をご覧いただければお分かりのように、国立商店のバッグと一緒に使うと、同じテイストのため、非常にイイ感じです。国立商店はPDAやノートパソコンといったモバイル機器対応をうたってますが、PCと親和性の高い「超」整理手帳だったら、このバッグにノートパソコンと一緒に入れても、全くおかしくはないですよね。
さらに、野口悠紀雄教授が『「超」整理法2:捨てる技術』(中公文庫)で述べた、「書類カバンの解決法」で示したようなストラップをノグラボ別注モデルとして製作する予定です。こちらもお楽しみに。

カバンのポケットにピッタリ収納。
D管が変なところについているのは、
1stサンプルだからです。
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