「超」整理手帳コーナー


「ノグラボストア」では、「超」整理手帳用のオリジナル手帳カバーが販売されている。ラインナップは、英国製の高級皮革カバーから、ナイロンの実用的なものまで、非常に幅広い。ここ数年、毎年数千人がこのサイトからカバーを購入しているという。累計1万本近くが売れたという手帳カバーの秘密はどこにあるのか。(※『「超」時間管理法2006』収録の記事を改編)

※2006/08/31 オーソドキシー製カバーがノグラボストアで扱われるようになりました。 詳しくはこちらから。ひと味違う至高の手帳カバーを手に入れてください。

「超」整理手帳のノグラボストア

■オーソドキシーからはじまった共同購入企画

1996年に「超」整理手帳が登場した頃から、一部のユーザーは、オーダーメイドでオリジナルカバーをつくっていたという。手帳は、時計や財布、名刺入れと並んで、常に携帯する小物のひとつ。こうした身のまわりの物に凝りたいという人は多い。

当時、革カバーを制作していたのは、代官山で革小物やバッグのオートクチュールを手がける『オーソドキシー』。数々の有名人がバッグの制作を依頼することで知られているこの店が、「超」整理手帳のカバーをつくってほしいという依頼に応え、オーダーメイドで制作していたという。この時期、自ら手帳カバーをつくる熱心なユーザはごく少数だった。この手帳カバーに注目したのが、ノグラボである。

『超』整理手帳は実用主義的で、ファッション性はまったく考慮されていなかった。ひと味違う手帳カバーがあれば、ユーザーももっと増えるはずだと考えたのである。こうして2000年に、オーソドキシーとノグラボが共同で、インターネット上で手帳カバーを提案し、購入者を募るという企画を行う。このカバーに対して、人数が集まれば集まるほど値段が下がるという共同購入方式を導入したところ、申し込みは90名以上という、予想をはるかに超える反響があった。

代官山にあるオーソドキシー。店内は革小物や鞄でいっぱい。独特の雰囲気が漂っている。

これには、掲示板などでユーザー同士が意見交換をしたり、お店とのやりとりを逐一報告したりするなど、いまではネット販売でよく使われている手法を取ったことも大きかった。

インターネット上では、実物を手に取ることができない以上、その商品をめぐるストーリーや製作者の生の声が、商品の信頼性を支える重要な要因となる。商品を購入してくれた人は、製作サイドの意思に共感してくれた人だった。この企画が、その後のノグラボストアの誕生の契機となる。

オーソドキシーのデザイナーである今野氏は「毎年、新しいことをユーザーに問いかけるつもりでやっている。大変だが、さまざまな反応が返ってくるのが面白い」と語る。

■ノグラボオリジナルカバーの開発とその反響

そして2002年、ノグラボは正式に手帳カバーの開発とインターネット販売を開始する。最初のコラボレーションの相手先はPC用のバッグなどを扱っている国立商店。こうして、ナイロンと革を使い、フタをベルクロで止めるというユニークなカバーが生まれた。

国立商店と最初に開発したカバー。ナイロンと革の組み合わせは、新しいカバーの可能性をもたらした。

開発の過程を逐一フォーラムで公表していったことから、申し込みを開始した時点で、すでに反響は最高潮に達していた。いきなり初日で500件を越える注文が殺到。このときの熱気は、今でも忘れられない。結局、このカバーは2000本近く生産され、すべて完売した。

■有名ブランドとのコラボレーションの広がり

また、1950年代のアメリカの家具デザイナーであるイームズのファブリックを使ったカバーも、女性を中心に人気だ。この商品は、表にイームズのファブリックを使い、裏にはイタリアン・オイルド・レザーを使った贅沢な作りのカバー。ノグラボが開発したカバーは、ノグラボ以外での販売を考えていないため、流通や小売りにかかるコストを考慮する必要がなく、この価格でこの品質は普通ではあり得ないものになっている。

イームズのファブリックを使ったカバー。時流に関係なく、飽きない柄がロングセラーの秘訣。


女性向けには、「かまわぬ」という手ぬぐいを使ったカバーも「超」整理手帳のイメージを一新するカバーとして注目を集めた。2006年版の登場に合わせ、新柄も登場する。

かまわぬの手ぬぐいをカバーに。カジュアルで和の雰囲気が「超」整理手帳に新しい感覚をもたらす。

 

 



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国立商店とのコラボレーション、ライトデューティーカバーのページ。

ホワイトハウスコックス製「超」整理手帳カバー誕生秘話。

イームズカバーについて